Mazelingo.app

Mazelingo 拡張機能の使い方と設定方法

ここで説明するのは、Yeq6X 氏が Chrome ウェブストアで公開している Mazelingo 拡張(オープンソース、MIT ライセンス)です。Mazelingo.app はこの拡張とは別のプロジェクトで、この記事は公開されている README と利用者の報告をもとにまとめています。

元の Mazelingo 拡張に必要なもの

翻訳はあなたの APIキーで直接プロバイダに送られます。拡張側にサーバーはなく、キーは Chrome のストレージにだけ保存されます。利用料はプロバイダから請求されます。

設定手順

  1. Chrome ウェブストアからインストールする。
  2. ツールバーのアイコンを押し、サイドパネルの「設定」で使うモデルを選び、APIキーを入力して保存する。
  3. 読みたいページを開き、サイドパネルの「現在のサイトを追加」で対象サイトに加える(既定はサイトごとのオプトイン方式)。

OpenAI の場合

モデルに gpt-4.1-mini などを指定し、OpenAI のキーを入力します。

Gemini の場合

Google AI Studio で発行したキーを使い、モデルに gemini-2.5-flash などを指定します。提供が終了したモデル名を指定すると翻訳が失敗します。

OpenRouter の場合

モデルを openrouter/<vendor>/<model> の形式(例:openrouter/openai/gpt-4.1-mini)で指定し、OpenRouter のキーを入力します。一覧にないモデルは「カスタム…」から任意の ID を入力できます。

出典:Yeq6X/mazelingo README(2026 年 9 月 17 日閲覧)

設定でつまずくポイント

エラーの正体は、対象ページで F12 を押して開発者ツールのコンソールを開くと、[mlg:llm] で始まる行に API からのエラー文として出ます。具体的な読み方は動かないときはにまとめました。

APIキーなしで使う 2 つの方法

openmazelingo(Chrome 内蔵翻訳を使う拡張)

有志が公開している openmazelingo は、Chrome 138 以降に内蔵されたオンデバイス翻訳(Gemini Nano)だけで文単位のミックスを行う拡張です。APIキーは要らず、通信も発生しません。制約として、デスクトップ版 Chrome 限定、初回に数百 MB の翻訳モデルをダウンロードする必要があり、文の区切りは正規表現ベース、翻訳の品質はクラウドの LLM に劣ると README に明記されています。ウェブストアには公開されておらず、デベロッパーモードで読み込む必要があります。

Mazelingo.app の Web 版(このサイト)

文章を貼るだけで、サーバー側の LLM が翻訳します。APIキーもモデル選択も要りません。ログインなしで 1 日 3 回、1 回 3,000 文字まで無料で使えます。ページをそのまま混ぜる拡張機能は現在ありません。

Web 版を試す

よくある質問

ソースコードはどこにありますか?

元の拡張は GitHub の Yeq6X/mazelingo で MIT ライセンスで公開されています。

Firefox で使えますか?

元の拡張は Chrome 向けです。Firefox 向けには有志の派生版 mazelingo-fx がありますが、こちらも APIキーが必要で、2026 年 9 月時点では Firefox Add-ons には公開されていません。

拡張の不具合は直りますか?

作者の Yeq6X 氏は 2026 年 8 月に X で、拡張版に不具合が多いこと、手元で修正したバージョンをストアに申請できていないことを述べています。最新の状況は作者の X(@Yeq6X)でご確認ください。